29話からの舞台となる、火星・木星間の小惑星帯。23の小惑星が居住可能となっており、首都はセレス星。
4大小惑星の一つ。小惑星番号4番。直径は910km。
30、 31話 | ベスタ・シティ Vesta City |
市長のヤーコプがデスキュラに降伏したために、住民全員がデスキュラの人質となってしまった。パーティー開催を利用し、進児たちはデスキュラに抵抗するゲリラ組織・自由アステロイド軍のメンバーと協力してデスキュラの基地を爆破したが、現場で爆弾を仕掛けたのは、父・ヤーコプに反発してゲリラのリーダーとなった、一人娘のリゼットだった。真実を知ったヤーコプは娘を守るため、ついにダルタスに抵抗するが撃たれてしまう。しかし、息絶える寸前に彼を倒し、自らの手で市を開放した。その場を一人の男が陰から見ていたが、彼こそ新たなる敵・ペリオスである。(30話) 解放後の夜、マリアンは父・シャルルが撃たれる悪夢を見て眠れなくなってしまう。(31話冒頭) |
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架空の星。 Fictive Asteroid.
作中、ペリオスはこの星に関し、酸素が薄くメタンが多いので居住に不向きだと鑑定していた。カトラスは海賊が使う湾曲した刀剣。
33話 | デスキュラ基地 Deathculans' Base |
過去に太陽系連邦の軍港があったが、放棄されていたのをデスキュラが基地として改造した。カーボネイト漬けで監禁されていたルヴェール博士を、装置の解除を命令したペリオスがヘルペリデスまで護送した。 |
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架空の星。 Fictive Asteroid.
東部アルファフィールドの外れにあり、デスキュラに占領された他の星と違ってあまりにも平和だったため、不審を感じた連邦本部はビスマルク・チームにこの星の調査を依頼した。
外観や空が虹色であるため、作中でも言及されたように、ギリシャ神話の虹の女神・アイリスの名を付けられた。花の名前でもある。
34話 | 生物学研究所 Biology Laboratory |
ビスマルク・チームが最初に訪れた施設。太陽系全域の動植物を調査・研究している。所長は一見穏やかな態度だったが、進児は彼の耳の穴に装置が埋められている事に気づく。彼をはじめとするアイリスの主要人物は、デスキュラからの催眠電波を受信するこの装置で操られていた。 |
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ドリーミーとニーナの家 Dreamy & Nina's House |
牧場だったが、地下にデスキュラの秘密基地が建設されていた。この兄妹、普段はサイロに身を隠していたようである。ドリーミーは妹を守るためとはいえ、研究所の所長の言われるまま、進児に嘘をついてしまい、右肩に怪我をさせてしまった。ドリーミーは自分と同じように父を亡くした進児に心を動かされ、デスキュラを倒すため思い出の土地を犠牲にする決意をした。 |
4大小惑星の一つ。小惑星番号3番。直径は240km。
デスキュラはこの星の工場で生産されるミネラルウォーターを狙っていた。要塞内に建造させたコントロール装置でジュノー星そのものを操ろうとしたが頓挫し(35話)、大艦隊を差し向けたがこれもビスマルクチームによって征服は失敗に終わる(36話)。
35話 | デスキュラ要塞 Deathculans' Fortress |
ジュノー星中心部にデスキュラが建造したもの。所長のガスコン隊長は要塞の早期運用を進め、拉致した地球人科学者によるコントロール装置の完成を優先するペリオスと衝突する。自動車事故から救ってくれたペリオスに恋心を抱いた元ジュノー星保安局員のチルカは、地球人唯一の協力者であったが、彼はその事故すら仕組んで利用した末、密偵として近づいていたマリアンを身を呈して庇った彼女を殺害する。その後、ガスコンは巨大マシンを出し、要塞のビーム砲で一旦オルガニックフォーメーションを封じるが、ビスマルクにマシンを盾にされた挙句、要塞ごと破壊されて死亡。 |
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36話 | 空港 Space Port |
アモール星への避難命令を下されたジュノー星住民が押しかける中、バンズは避難を拒否した母と共にとどまる、と恋人のベルデに別れを告げてしまう。ビルは偶然彼女とぶつかり(美人と分かるとコロっと態度を変え)、事情を聞いて進児たちの元へ連れていった。が、バンズを説得しに行く際、ヘルメットを忘れたため進児たちとの連絡が取れなかった。(このときはカウボーイハットをかぶっていた) |
ミネラルウォーター工場 Mineral Water Plant |
故・グレアム氏が裸一貫から起こした工場。グレアム夫人は息子のバンズと工場から離れることを頑なに拒否したため、ビルとベルデを監禁してしまう。やむなく発進した避難船の前にデスキュラ巨大マシンが現れた際、リチャードはビルを奪取しビスマルクに合流する。しかしビスマルクは工場で戦わざるを得なくなり、バンズはビルの去り際の言葉に応え、工場の水素タンクを爆発させ敵マシンの動きを封じた。 |
架空の星。 Fictive Asteroid.
デスキュラの新型ビーム兵器の実験場にされた星。ペリオスが仕掛けた通信内で、ルヴェール博士の歌うフランス国歌『ラ・マルセイエーズ』が入っていたことから、マリアンは父からの発信だと信じて疑わず、2度目の通信を聞いた直後、進児に無断でドナテルロで突入してしまう。
英語では『紋章のいただきに輝く飾り』。でもトヨタ車のイメージ強し。
37話 | 高出力ビーム基地 High Power Beam Installation |
ペリオスがビスマルクのオルガニックフォーメーションを封じるため、地上からのビームを衛星で増幅・反射させるシステムを開発した。この基地でルヴェール博士をビスマルクの前に晒し、破壊させないよう目論んだが、博士と共にラ・マルセイエーズを歌ったマリアンは進児にオルガニックフォーメーションを撃つよう懇願する。進児は二人のわずか上を狙い、脱出させることに成功。その確率は50%だった。 |
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小惑星番号68番。直径は123km。
周辺宙域・レト星フィールドで、宇宙船が制御不能となる事故が続発したため、ビスマルク・チームが管制センターの調査をした。
39話 | 管制センター Control Center | 火星からセレス星への新兵器輸送を妨害するため、デスキュラが新局長のフランツを監禁した上で、彼に成りすまし、新規に建設したどう見てもデスキュラ製としか思えない建物によって、宇宙船のコントロールを狂わせていた。単身赴任中の兄・フランツを訪ねに来たミデアの搭乗船を破壊したが、彼女が奇跡的に助かったのと、ビスマルク・チームによって作戦がバレてしまい、最後は逆ギレして巨大マシンを出して戦うも、ビスマルクに敗れた。 |
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架空の星。 Fictive Asteroid.
不毛の星だったが、デスキュラの科学力によって緑豊かな星になる。ビスマルク・チームはこの星の実態を調査するが、住民はデスキュラを信頼して平和に暮らしていた。しかしその真相は…。
40話 | デスキュラ基地 Deathculans' Base | メトラ星住民を騙したデスキュラが巨大マシンを建造していた地下基地。デスキュラ管理区域内の公園にある、花時計が秘密の入り口となっていた。進児は単独潜入の際、内緒で付いてきてしまったフローラを逃がすため敵を惹きつけるが、ペリオスが操縦するマシンに捕らえられてしまう。あわや銃殺される寸前で、デスキュラ兵に変装していたビルとリチャードに救出される。 |
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小惑星番号1108番。
各惑星の動植物を集めた保護区となっている。なぜか恐竜もいる。地球人では管理官コンラッドを父を持つジミーの一家しか住んでいなかったが、デスキュラに基地を建造され、ビスマルク・チームはコンラッドからの救援通信を受信した。
41話 | ジミーの家 Jimmy's House | ジミーが父・コンラッドと母・メアリーと共に住んでいた。ジミーの友達である恐竜・パゴは、家へ食事に来るほど仲良し。調査中にデスキュラ基地を発見したコンラッドは、ジミーが遊びに出かけてしまった後の我が家で逃げる準備をするが、抵抗も敵わず、家を破壊されてしまう。脱出後、ジミーと合流した両親は、デスキュラの襲撃に遭ってしまうが…。 |
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洞窟 Cave | ジミーが内部に通じている。『パパに怒られた時』に隠れる場所としていた。デスキュラ基地潜入時にダストシューターがこの洞窟に通じていたことを知り、ビルに救出された後、共同作戦として、進児とリチャードがここからデスキュラ基地に潜入することになる。 | |
デスキュラ基地 Deathculans' Base | デスキュラの女性科学者ドクター・メローは、デメテル星の恐竜をサイボーグ化して、各惑星の征服のために悪用しようとした。しかし、自ら操縦する巨大マシンを、ジミーと進児たちに救出された恐竜たちに囲まれてしまい、しかもその1頭にビームに反応するネオトロン爆弾を仕掛けたことを知らない部下の援護で、爆発に巻き込まれてしまった。 |
小惑星番号944番。地球軌道の外側から、土星軌道の内側まで周回する特異小惑星。周期は13.95年。
42話、ヒューザー率いるデスキュラは、ヘルペリデスで地球に向かうため、木星に最接近したヒダルゴの軌道に移動させた。
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