『箱が開くだけ』のミもフタもない変形であるがゆえに、ビスマルク超合金の作中再現度は比較的高い。バンダイのビスマルク玩具は村上克司氏の傑作の一つ。
CMナレーションは故・蟹江栄司氏による。初代ラーメンマン。
発売 | 株式会社バンダイ ポピー事業部 |
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品番 | GC-22 |
定価 | 4500円 |
変形が可能な唯一の超合金。今でも超合金の傑作として一部で評価が高く、オークションでもそれなりの値段が付く。
ビスマルク・マシンと、ビスマルク本体は別々になっており、箱には並べて収納されている。付属品は専用ビームガン『ロングトム』と、プラスチック製のミサイル。本体の可動部分は、両肩・肘と胸部キャノン、そして変形可能ゆえ両足の伸縮が可能。ブースター部分は一枚板。
箱の蓋にはビスマルクとビスマルク・マシン、箱本体には遊び方の説明と、男性陣3人のプロテクトギア姿とキャラクター紹介が載っている。
発売 | 株式会社バンダイ ポピー事業部 |
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品番 | GC-23 |
定価 | 1850円 |
スタンダード(ST)版。変形は不可能だが、両肩・肘と胸部キャノンが可動し、これにも『ロングトム』と、プラスチック製のミサイルが付属する。
ただ、気になるのは左手を飛ばせるギミックがあること。(作中でそんなシーンは無い。)あと、両下肢にレッグミサイルランチャーも内蔵している。しかもパッケージに私服の進児・ビル・リチャードを載せるのはいいが、マリアン無視して『闘えビスマルク3人の力で!!』のコピーはどうかと。
発売 | ビクトラー |
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全高10cmほど。バンダイ製超合金とは出来に差がある。駅のキオスクで売ることも前提に置いたパッケージ。
PL法が施行された今では、男児向けロボット玩具のミサイルギミックは、事故を避けるために皆無。
特撮ロボ含め、付属武器が大型化もしくは一体化したのも、子供が部品を飲み込めなくするためでもある。
(2004/08/21) 『超合金クロニクル』(バンダイビジュアル)書籍側に、DX版の紹介、ビスマルク、ドナテルロの設定画がカラーで掲載。村上氏は、映画『ビスマルク号を撃沈せよ!(Sink the Bismarck!)』(1960)で戦艦ビスマルクが沈められたことから、ネーミングに後悔あり、とコメント。
なお同書DVDには、ビスマルク関係の映像はなく、超合金全体の資料としても、内容の割に値段高すぎ(管理人感)。
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