第37話 50%の賭け

Story

デスキュラはヒューザーの元、ビスマルクに倒された戦闘メカが映し出されていく。この幹部会議の席で、ペリオスはオルガニックフォーメーションを封じるため、ビスマルク・チームのチームワークを乱す作戦を提案し、実行に移されることになった。

ビスマルクでは、睡眠中に記録された暗号通信の中に、ルヴェール博士のものと思われる音声とモールス信号によって、クレスタ星でデスキュラの秘密兵器の実験が行われるとの情報があった。一ヶ月前に付近で有人観測衛星が襲撃されたことと、音声内にフランス国歌『ラ・マルセイエーズ』を歌う声があったことから、マリアンは父からの通信だと確信する。

進児とリチャードは慎重な姿勢を取るが、ビルはマリアンに同意したためビスマルクはクレスタ星へ向かう。その動きを察知したペリオスは無人迎撃機を送り込み、進児は襲撃の様子から陽動作戦ではないかと察知するが、父を助けたいと望むマリアンは進児に反発してしまう。それを見越したペリオスは、博士の音声で詳細な情報を発信し、コクピットに一人残っていたマリアンだけがこれを聞いてしまう。

マリアンは無断でドナテルロに騎乗しクレスタ星へ向かう。別室で調査をしていた進児たちは警報音でこれに気づき、急いでビスマルクで彼女の後を追った。実験が行われると指定された場所でマリアンを待っていたのは、兵を従えたペリオス。

進児は何とかマリアン救出に成功し、ビスマルクに戻った彼らは基地を破壊しようとするが、ペリオスは人質としてルヴェール博士を監禁し、彼らの前に晒す。

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