第20話 危険な来訪者

Story

買い物に出かけた町で、進児は「悪い奴らに追われている」と駆け込んできた少女を助けるが、追っていた相手は政府軍で、彼女は西部地区の反政府ゲリラ組織の一員・ベラだった。銃を撃ち壊しただけとはいえ、政府軍を敵に回してしまった進児はやむなく彼女たちのアジトにかくまわれる。

彼女に監視された進児は「破壊活動をするのはデスキュラと同じだ」と言うが、ベラはデスキュラは嫌いだが、西部地区政府の圧政がひどく、自治区として開放するため戦っていると答える。しかし、今の活動に疑問をもち始めていると話したところへ、隣の部屋で仲間のドンナたちがバリア研究所のICをデスキュラに引き渡そうと計画を立てているのを聞き、ベラは組織脱退を決め進児と脱走する。

ベラと共にバリア研究所に向かった進児たちだが、デスキュラ襲撃の知らせを受けて出撃する。一人残ったベラは、互いに芝居を打っていたドンナと合流し、研究所のICを強奪してしまう。ICと引き換えにデスキュラに捕らえられた仲間を救おうとした彼女たちだったが…。

Staff

Cast

この20話は、海外版 Saber Rider で完全削除されたエピソードの一つである。

進児の激昂シーンは、『過度の殴打』として規制の対象となり、キャラクターの死を避ける点でもこの話全体が削除された。