第9話 明日への戦い

Story

デスキュラはガニメデの気候を自らの生態に合わせるため、気象コントロール衛星を襲撃。報告によるとメテウスからデスキュラ機が発進した様子はなく、ガニメデからであることが判明し、デスキュラのガニメデ侵攻が本格的になることを意味していた。デスキュラ機にソナーを撃ち込んで追跡したところ、基地はガニメデダムの近辺にあったが、追跡中に攻撃を受けたビスマルクはダム湖の中に落ちてしまう。

一方ザトラーはメテウスにいるヒューザーに対し、侵攻の準備が整ったことを報告。ヒューザーは大艦隊を率いてガニメデへ向かう。しかし、基地の位置がビスマルク側に知れたことも同時に判明。ザトラーは基地警備を固めるよう命令した。

デスキュラ基地について報告するため、ビスマルク・チームがガニメデダムの所長に会いに行くと、ダム設計者として紹介されたのは進児の先輩・田所だった。しかし、このダムの設計と建設に心血を注いだ田所は、ダム周辺でのデスキュラとの戦闘に頑として反対する。ところがデスキュラ基地に装備された高出力レーザーによって、政府軍の攻撃は全く歯がたたず、最終的にダム破壊による水圧で基地を壊滅することになった。

進児はダムの破壊ポイントを田所に尋ねるが、彼は決して口を割らない。ポイントが判らぬまま作戦を遂行するため進児は出撃するが、修理が完了したビスマルクはレーザー攻撃で再びダム湖の中へ墜落してしまう。水中から現れた巨大マシンと戦うビスマルクを目前にしても田所はダム死守を優先しようとするが…。

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